○日本被団協、「肝試し」事件で文科省等に申し入れ(2004年12月3日)
 熊本市で市立小学校の教諭が「肝試し」と称して被爆者の写真などを児童に見せていた問題で、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は熊本県と市の教育委員会に申し入れ書を送り、11月11日文部科学省を訪ねて申し入れをおこないました。
 報道によると、問題の理科教諭(男性、59歳)は10月18日、月と星の観察会に参加した児童に天体のビデオを見せたあと、「肝試しをしよう」といって個人で所有していた長崎の原爆犠牲者の写真12枚を見せました。写真にはケロイドの背中や黒こげの遺体などが写っており、泣き出す児童もいたといいます。
 申し入れでは、学校現場で「原爆の風化」を促進している文部科学行政に真の責任があると指摘。被爆国日本にふさわしく、「二度と被爆者をつくらない」原点に返り、教科書改善をふくめ平和教育を充実発展させるよう求めています。(「被団協」新聞12月6日号から)

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